1LDKで子育てってできるの?

1LDKで子育てできます!って記事を見るけど、実際どうなの?
今住んでいる家でも十分育児できるのか不安だな。
こんな疑問はありませんか?
この記事では、
・育児に不向きな物件の特徴6つ
・妊娠中に引っ越す場合の注意点4つ
について、実際に妊娠中引っ越しし、快適な育児生活に辿り着いた私が徹底解説します。



実際に育児して分かった、「こんな物件は子育てキツイ!」というリアルな声も紹介します。
1LDKでも子育てできる?育児に不向きな物件の特徴6つ
結論、1LDKでも子育てしようと思えばできなくはないです。
ただし、物件の特徴によっては、快適な育児ができなかったり、ご近所トラブルが起きる可能性が高くなります。
育児に不向きな物件の特徴とその理由を挙げますので、引っ越しをしようか悩んでいる方は是非参考にしてください。
木造アパート
当たり前ですが、赤ちゃんは昼夜関係なく泣きます。しかも結構なボリュームで泣きます。
木造の物件は防音性が高くないので、隣人から騒音の苦情が入る可能性があります。
夜泣き対応で心身ともに疲れ切っている中、「うるさい!」と言われたり、壁ドンされたら嫌ですよね。



ご近所トラブルは、できるだけ避けたい・・・。
逆に、赤ちゃんが寝ているのに隣の部屋がうるさくて起きてしまう…といったケースもあります。
交通量の多い道路や交差点の近く
大きい道路や交差点に面した物件は、夜中でも車やバイクのエンジン音が響きます。
1時間かけてやっと寝てくれたタイミングで、「ブオオオオオン!!!」と外のバイク音で起きてギャン泣きされた日にはもう…。すべてを投げ出したい気持ちになります!!
赤ちゃんが寝るときは、静かな環境がとても大事です。
部屋の中だけでなく、周辺の環境もチェックしましょう。
エレベーターがない
1階の部屋に住むなら問題ありません。しかし、子どもを抱っこしながら階段を上るのって結構きついです。
また、エレベーターがないと、いちいちベビーカーを畳んで階段を上らないといけません。
片手に子ども、片手にベビーカーを持つと両手がふさがり、階段でバランスを崩すと非常に危険です。
なので、
・1階に住む
・エレベーター付きの物件を選ぶ
このどちらかがマストと考えます。
マンションのエレベーターが必要なのは何階から?(参考)
高さ31mを超える建物はエレベーターの設置義務がある
マンション探しをしていると、5階建てや6階建てでもエレベーターがない物件や、3階建ての低層マンションでもエレベーターが付いている物件などさまざまです。
建物でエレベーターを設置しなければならない基準は、実は階数ではなく高さ。建築基準法(第34条)で、高さ31m超の建物に「非常用の昇降機」、つまり「エレベーター」の設置が義務づけられています。
7~10階建てが高さ31m程度 6階以下の建物に設置義務はない
エレベーターを設置しなければならない「高さ31 m超」の建物は、何階建てに相当するのでしょう。建物の階数は建物の高さではなく、それぞれのフロアがどれくらいの高さの空間になっているかで違います。各住戸の天井が高いほど、階数は少なくなりますが、高さ31mのビルやマンションは一般的には7~10階に相当します。
引用元:スーモ
収納スペースが少ない
赤ちゃんが産まれると、赤ちゃんの服やおむつ、ミルクやおしりふきのストック、おもちゃ、ベビーベッド、その他い様々なお世話グッズ…と、とにかく物が増えます。
十分な収納スペースがないと、生活スペースに収納棚を置かざるを得なくなるので、部屋が狭くなる原因にも。
1LDKで子育てするなら、豊富な収納スペースがある物件でないと手狭になります。
「収納スペースが足りないけど、他の条件はいいんだよな~」という場合は、使わないものをレンタル倉庫などに預けておくのも手です。


お風呂が狭すぎる
今までは一人でゆっくり入れたお風呂も、赤ちゃんと一緒だとそうはいきません。
マンションだとお風呂が狭い物件も多いですが、赤ちゃんと一緒に入れるくらいのスペースは欲しいところです。
特に洗い場が狭いと、赤ちゃんを洗いにくかったり、一時的に待機させる場所が取れません。
畳の部屋しかない・障子やふすまがある
畳はフローリングに比べて柔らかく、調湿効果もあるので個人的には好きですが…。
子どもが小さいうちはどうしても汚してしまう心配があります。
・おしっこ、ウンチ漏れ
・食べこぼし
・ミルクの吐き戻し
こればっかりは親がどんなに気を付けていても防ぎきれません。
フローリングならサッと拭き取ったり、気兼ねなく消毒してキレイにできますが、畳だと難しいですよね。
また、障子やふすまはほぼ100%穴が空くと言っても過言ではありません。
どうしても畳の部屋を使いたい場合は、プレイマットやジョイントマットを敷くと汚れを防げます。
1LDKで子育ては厳しいかも…。
妊娠中に引っ越す場合の注意点4つ



今住んでいる家で子育てするのは、ちょっと厳しいかも…。
妊娠中ならではの、引っ越しの際の注意点を紹介します。
転院が必要な場合は、予め紹介状を書いてもらう
引っ越しに伴って転院する場合は、前もって紹介状を書いてもらいましょう。
「転院するので、次回の健診時に紹介状をください」と伝えておけば、スムーズにもらえます。
転院先の産院で、妊婦健診の補助券が使えるか確認しておく
自治体が異なる場所に引っ越すと、それまで使っていた妊婦健診などの補助券が使用できなくなる場合があります。
引っ越し前後で役所に行く機会があると思いますので、必要な手続きを確認しておきましょう。
賃貸の場合は、子どもの入居が可能か確認しておく
賃貸の場合、必ず「子どもの入居不可」の物件でないか確認しましょう。意外とあるので注意です。
引っ越し作業を手伝ってくれる人を探しておく
妊娠中の力仕事は、体に負担がかかるので避けましょう。
近くに手伝ってくれる人がいなければ、荷造りや荷ほどきを行ってくれるプランを選択するのもアリです。


1LDKで子育ては無理と判断した私。
引っ越しして快適な育児生活に!
妊娠が発覚した時、私は木造アパートの2階に住んでいました。道路沿いで、33㎡ほどのコンパクトな部屋でしたが、夫婦2人で住むには特に問題ありませんでした。
しかし、赤ちゃんが産まれるとなると話は変わってきます。
やはり気になったのは赤ちゃんのお世話スペースがないことと、騒音問題です。
(実際、前に住んでいた人も、赤ちゃんが産まれて手狭になり、数か月で引っ越ししたそうです。)
そして、妊娠中期に物件を探し、2LDKの広めのマンションに引っ越しました。
今は、新しい家で慣れない育児をしていますが、騒音などのご近所トラブルは一切なく、のびのびと育児することができて非常に快適です。
夜中も静かなので、子どもも夜通しぐっすり寝てくれて助かっています。



出産後の引っ越しは大変なので、妊娠中に引っ越ししておいて良かったなと思います。
結論、1LDKで子育ては不可能ではないが、正直キツい
1LDKで子育てするのは、不可能ではないです。家賃を抑えることもできますし、実際に1LDKで子育てしている方もいらっしゃると思います。
しかし、個人的には、「快適な育児ができる物件」を強くおすすめします。
なぜなら、「育児するだけで毎日が精一杯」になるからです。
物が散乱した狭い部屋で、泣き声がうるさいとクレームが来ないか心配になりながら、一人で赤ちゃんを必死にあやしている・・・なんて育児は嫌ですよね。
親子が快適に暮らせる家で、無理のない育児をするために、できるだけの環境を整えてあげましょう

