支援センターに行かないとダメ?
支援センターに行かないと、子どもの発達に良くないのかな?
行かないメリット・デメリットを知りたいな。
支援センターに行って、早いうちから他の子と遊ばせれば、刺激を受けて社会性が身につくのかな?
こんな疑問はありませんか?
その理由を、
・支援センターに行かないメリット・デメリット
・支援センターに行かない場合の過ごし方7選
について触れながら、解説します。
支援センターに行かないメリット5つ
流行りの感染症をもらいにくい
支援センターにはいろんな子が集まってくるので、当然流行りの風邪や感染症をもらいやすいです。
- 他の子が口に入れたかおもちゃを触る
- よだれが付いた床をハイハイする
- 指しゃぶりをした手で他の子を触る
などなど、その場に一人でも菌やウイルスを保有している子がいたら、一気に蔓延しそうな環境です(笑)。
我が子も、初めて行った2日後に嘔吐と下痢に…。その後家族全員に感染しました
他の子から病気をもらってしまうのは仕方のないことではありますが、行くならインフルエンザなどの感染症が流行っていない時期がおすすめです。
特に、子どもが小さいうちは感染症にかかって、重症化するリスクもあるので注意!
他のママとの交流で気疲れしない
「ママ友が欲しい!誰かとしゃべりたい!」と思っている人は良いですが、支援センターで会う人は初対面の人ばかりです。
あまり他人と話すのが得意ではなかったり、人見知りするママの場合は、居心地が悪いと感じる場合が多いです。
また、どんな人かよく知らないが故に、気づかないうちに地雷を踏む発言をしてギクシャクしまうことも…。
例えば、自分の子より低月齢の赤ちゃんに対して、
「小さくてかわいい~!」と言ったら、実はミルクをうまく飲んでくれず、体重が増えなくて悩んでいるママだった…。
とかですね。こちらに悪意はなくても、相手は傷ついていたり…
逆も然りで、こちらが傷つくこともありますね。
ただ、子供が成長するにつれ、他のママさんとの交流は避けて通れない道です。苦手な方は、無理のない範囲で慣れておくのも必要なことかもしれません。
子ども同士のトラブルに巻き込まれない
まだあまり動かない赤ちゃんしかいない場所ならあまり心配いりません。しかし、活発に動くようになると、他の子とのトラブルが増えます。
・おもちゃの取り合いになる
・喧嘩して手が出る、怪我をさせる
・大きい子にいたずらされる
「仕方のないことだ、これも勉強だ」と思う親もいますが、知らない子にいたずらしてても注意しない親御さんもいたり…。
中にはママ友とのおしゃべりに夢中になって、子どもの面倒を見なかったり、走り回る子を遠くから眺めているだけの親もちらほら…。
後述しますが、特に子どもが小さいうちは、まだお友達が必要な時期ではありません。
気になる人は、子どもの面倒をしっかり見てくれるタイプの支援センターに行くか、友達や知り合いの子と遊ぶのが◎。
他の子と発達を比較しなくて済む
同じくらいの月齢・年齢の子を見ると、嬉しくなる半面、どうしても我が子と比べてしまう時ってありませんか?
「うちの子はまだハイハイしない、あの子はもう歩き出しそうなのに…」とか、「どうしてうちの子だけバイバイできないんだろう…」と、他の子と比べて不安になることも。
必要以上に心配になって、気に病んでしまいがちな時は、わざわざ他の子が集まる支援センターに行かなくても良いかもしれません。
他の子と比べるのではなく、1か月前、半年前の我が子と比べてどうか?を見るようにしましょう!
0~1歳の子どもは、子ども同士で遊ばない
支援センターでお友達をたくさん作って、仲良く遊んでほしいな…。
「我が子に楽しく過ごしてほしい」
「寂しい思いをさせたくない」
「お友達から良い刺激をもらいたい」
「集団の中で社会性を育てたい」
そう思うのは自然なことだし、親の願いでもありますよね。
実際、「支援センターに行かないと良くないのかな…」と悩んでいるママは上記のような思いが少なからずあると思います。
しかし、0~1歳のうちは、大人とのコミュニケーションが大切な時期です。
お友達は必ずしも必要な時期ではありません。
つまり、0~1歳の子どもにとってみれば、支援センターに行くのは必須ではないということになります。
むしろ、ママが「友達を作りたい、誰かと話したい」という時に利用するのが良いかもしれません。
0~1歳は大人とのコミュニケーションが大切な時期(引用)
●1歳未満は、友だちよりも大人と遊ぶ時期
まだ1歳にならない赤ちゃんには、お友だちは必要ありません。同じ年齢の子どもよりも、親や保育士さんと一緒に遊びながら、大人とのコミュニケーションをとることが大切な時期です。
この時期に友だちが必要なのは、むしろ子どもよりも親の方かもしれません。「夜泣きが止まない」「母乳が出づらい」といった悩みがあるときに、気軽に何でも相談できるママ友がいると、子育てに対する気持ちがだいぶ楽になるでしょう。
●1歳を過ぎると、他の子どもの様子が気になり始める
子どもが1歳を過ぎると、まだまだ大人と遊ぶ時期ではありながらも、お友だちの様子がそろそろ気になり始めます。たとえば公園で遊んでいるときに、同年代の子どもを見つけると、気になってジ~ッと見つめたりすることがあるかもしれません。そうかといって一緒に遊ぶわけではなく、相変わらず自分のやりたい遊びに集中するのも、この時期の特徴です。
引用元:牛乳石鹸キューピーベビーシリーズ
支援センターに行かないデメリット4つ
ママ友を作る機会が減る
近くにママ友が欲しいなら、支援センターがおすすめです。
普段家の中で過ごしていたり、外に行くのもお散歩や買い物がメインだと、なかなかママ友を作れません。
支援センターに来ているママは、同じくママ友が欲しかったり、誰かと話したいと思っていることが多いようです。近所に住んでいることも多いので、気軽に会えるママ友を作るチャンスです。
役立つ子育て情報を逃す可能性がある
支援センターに行かないと、地域の子育て情報が手に入りにくいことがあります。
地域の情報って、あまりネットでは出てこないのですが、意外とあるんですよね。
例えば、
・自治体の赤ちゃんセミナー
・地域のママ会、お祭りなどの行事
・地域の子育て支援施設
・近くの保育園の園庭開放
などの情報が入手できます。
近所なので、気軽に参加してみようかな~という気にもなりますね!
また、他のママからも、「おむつや粉ミルクはあの店が安いよ~」とか、「あそこの保育園の見学に行ったんだけど、こういうところが良かったよ!」とか、その地域ならではの情報を知ることができます。
子どもと二人きりで息が詰まる人もいる
四六時中、子どもと二人っきりで、いつも目が離せないような生活は大変ですよね
特にワンオペ育児だと、
誰かと話したい!
と思うことがあります。
支援センターに行かない場合、他人と話す機会が少ないので、人によってはストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
2~3歳の子どもなら、他の子と遊ぶ機会がないと少し寂しいかも
2~3歳頃になると、他の子に興味を持ち始め、一緒に遊ぶようになってきます。そして、他の子と遊ぶことで社会性も育っていきます。
おうちでしか過ごさない生活だと、子どもの社会性やコミュニケーション能力を伸ばす機会が減ってしまうかも。
支援センターに行かないといけないわけではありませんが、他の子と交流する機会は設けていきたいところです。
支援センターに行かない場合の過ごし方についても下記で紹介しているので、是非参考にしてください!
2歳で同年代の子に関心を持ち始め、
3歳でいよいよお友達が必要に(引用)
●2歳からは、お友だちにはっきりと関心を示し始める
2歳ぐらいになると、子どもは同年代のお友だちに、はっきりと関心を示すようになります。「一緒に遊びたい」という気持ちも芽ばえ始め、ごっこ遊びをすることはできなくても、同じ場所にいて同じ遊びをするようになるでしょう。
●3歳になると、いよいよお友だちが必要になってくる
3歳ぐらいになると、子どもはいよいよお友だちを必要とするようになります。お友だちと一緒にごっこ遊びをするようになり、おままごとや乗り物ごっこなどをするようになるでしょう。
お友だちだけでなく、親ともしきりにごっこ遊びをやりたがります。「忙しいから、一人で遊んでいて」と言いたくなるときもあるかもしれませんが、ごっこ遊びは子どもの創造力や語彙力を育てる上で欠かせないものなので、できるだけ時間をとって一緒に遊んであげましょう。
引用元:牛乳石鹸キューピーベビーシリーズ
支援センターに行かない場合の過ごし方7選
公園に行く
定番ですが、近くの公園なら行きたいときに行けて、お金もかかりません。
他の子も遊んでいることが多いので、一緒に遊んだりもできますね。
まだ他の子と遊ばない時期に行っても、することないし…
と思う方もいるかもしれませんが、他の子と遊ばなくても、
- 公園に咲いている草花を見る→視覚
- 葉っぱや砂、水に触れる→触覚
- 花の匂いをかぐ→嗅覚
- 鳥や虫の鳴き声を聞く→聴覚
など、様々な感覚が刺激されるので、良いことづくめですよ!
↓服の汚れを気にせず遊べる
ショッピングセンターに行く
ショッピングセンターは授乳やおむつ替えができるところがあったり、子ども用の室内広場があるので、子連れママに優しいです。
フードコートがあるなら、ちょっと休んだり、気軽に軽食をとることもできて良いですよね。
また、ほとんどの場所で子ども用カートの貸し出しがあるのでとても便利です。
ずっと子どもを抱っこしていると、肩や腰が痛くなってくるからありがたい…!
動物園や水族館に行く
近くに動物園や水族館など、大人も楽しめる場所があるならラッキー。
年パスを買えば行き放題ですし、平日は混んでいないのでゆっくりできるかも。
少し大きくなったら、ふれあい体験やえさやり体験なども良い刺激になりそうですよね。
図書館に行く
近くに図書館があるなら、お散歩のついでに足を運んでみても良いですね。
色々な絵本を読んであげられるので、いつもの読み聞かせの時間がマンネリ化しにくくおすすめです。
絵本をなめたい!くしゃくしゃにしたい!
という時期の赤ちゃんには、絵本を買ってあげた方が安心かも。
「じゃあじゃあびりびり」、「しましまぐるぐる」、「しろくまちゃんのホットケーキ」が個人的におすすめです。
型抜きしかけ絵本の「どうぶついろいろかくれんぼ」も面白そうです。
赤ちゃん教室に行く
支援センターに行かない人でも、赤ちゃん教室に参加するのはおすすめです。
保健師さんや保育士さん、助産師さんに育児の悩みを気軽に相談できるので安心です。
みんなで季節の歌を歌ったり、手遊びで遊んだりもするので、子どもにとってもいい刺激になります。
お散歩する
あてもなくお散歩するだけでも、子どもにとってはいい刺激になります。
何気ない日常の風景でも、道端に咲いている色とりどりの花を見たり、鳥のかわいい鳴き声や走っている車の音を聞いたり…。今日は暑いな~とか、風が冷たいな~とか様々な刺激を受けられますよね。
また、同じ場所でも、季節や天気、朝か昼か夕方か…などでも変わってきます。
「毎日家にいてつまらないな~」と感じているのなら、子どももそうかも。ちょっと外に出るだけでも良い気分転換になったりしますよ。
家で遊ぶのもよし!
もちろん家で遊ぶのもOK!天気が悪かったり、猛暑・極寒の日は無理せずおうちでのんびりするのも良いですよね。
特に、まだ小さいうちはおうちでの遊びで十分なことも。
でも、いつも同じ毎日でつまらなそう…。
と感じるなら、新しい手遊び歌や、おもちゃ・本を取り入れると◎。
↓積み木のように遊ぶのはもちろん、砂場やお風呂遊びにも。手のひらサイズで置き場所にも困りません。
↓マグネット内蔵で誤飲の心配なし!マジックテープ型よりも表面の拭き掃除が格段に楽!
支援センターには、無理して行かなくても良い
子どもにとって、他の子に関心を持ち始めるのは2歳、本当にお友達が必要になるのは3歳頃からといわれています。
実際に支援センターに行ったり、色々調べた結果、
- 0~1歳の間は、ママが行きたいなら行けば良し!
- 2~3歳以降は、他の子と遊ぶ機会を増やしたいなら行けば良し!
と、個人的に結論付けたいと思います!
気になるなら1回行ってみてジャッジするのも良し!です。
ぜひ参考にしてみてください